くさび緊結式足場の安全性について
足場のTIPS
くさび緊結式足場の安全性について
ASNOVAでレンタル・販売している足場はくさび緊結式足場です。
前回は組み立てや運搬のメリットをお伝えしました。
実際に使う際の安全性はどうなのか?さっそく見ていきましょう!
くさび緊結式足場の3つの安全性
1.安全機材
まずは実際に施工する方の安全が第一ですね。
そのために、先行手摺(セーフハンガー)や幅木(セーフアングル)などの安全機材を取り揃えています。
建設業における死亡災害の原因は、墜落・転落によるものが多く、令和2年の死亡災害発生件数の約37%を占めています。
その中でも仮設物・建築物・構築物等が原因の事故が死亡事故全体の30%となり高所からの墜落が高い割合を占めています。(※)
先行手摺
L型幅木
そこで足場からの墜落を防止する対策として、手摺先行工法が開発されました。 常に手摺で囲まれた状態で作業ができるため、墜落の危険性が低くなります。 平成28年度の国土交通省・厚生労働省の「建設工事における労働災害防止に関する説明会」にて、くさび緊結式足場の施工に関しては手摺先行方式による2段手摺および高さ15センチ以上の幅木の設置を推奨しています。 しっかりと国の基準を守るだけでなく、何より現場で作業している方の安全を守るための足場材なのです。
2. 耐久性
部材の耐久性を高めるために、主要部材の表面に溶融亜鉛メッキを施しています。
溶融亜鉛メッキは通称「ドブメッキ」と呼ばれています。
普段足場材を使用している方はこちらの方が聞きなれた名称ですね!
溶融亜鉛メッキは保護被膜作用・犠牲防食作用により、さびに強い仕様になっています。
丈夫で耐久性の高い材料なので汚れやさびに強く、厳しい現場環境でも安心して使用することができます。
3.安全性が認められた認定合格証
認定合格証とは一般社団法人仮設工業会にて仮設構造物(仮設足場、型わく支保工等)の安全性を確保するため、仮設機材に関する厚生労働省規格及び一般社団法人仮設工業会の定める仮設機材認定基準等に適合していることを検査するためのものです。
製造工場の認定検査(工場審査及び製品の抜取試験)の結果は認定検査審査委員会の意見をもとに会長が認定を行うものです。
ASNOVAのくさび緊結式足場は認定試験に合格している安全な部材をご用意しています。
まとめ
くさび緊結式足場の安全性についてまとめです。
使う方の安心と現場の安全のために、ぜひ参考にしてください!
くさび緊結式足場は・・・
- 現場の安全と働く人の安心を守るための安全機材がラインナップされている
- 溶融亜鉛メッキにより、耐食性を高めさびに強く丈夫な素材を使用している
- 業界団体が定めた基準により安全性が認められた足場材
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