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足場用キャスターについてご紹介

足場のTIPS

足場用キャスターについてご紹介します。

ローリングタワーなど移動式足場にて移動するための機材として使用される足場用キャスター(車輪)についてご紹介いたします。
当社では足場用キャスターはジャッキ付き車輪として、サイズは150型と200型の2種類のレンタルをしております。
販売に関しては新品から中古材、特価品の足場用キャスターを幅広く取り扱っておりますので、当社ECサイトASNOVA市場をご参考にしてください。

足場用キャスター 移動式足場 ローリングタワー

足場用キャスターとは?

足場用キャスターは、建設現場や工場、建物内外などで使用されるローリングタワーのような移動式足場において移動するための車輪として使用されています。
足場を移動させたり、本体についているストッパーで足場を動かないように固定したりすることを簡単にできるような仕組みとなっています。
足場用キャスターは、パイプに差し込むタイプとねじやハンドルがついているジャッキ付きで上下が可変できるタイプの2種類があります。
頑丈な金属製の本体にはストッパー機能があり、安定した移動を可能にし、現場作業時には足場が動かない様に固定することができます。
また車輪には樹脂製のゴムがついています。車輪の大きさにより許容荷重が変動しますので、ご購入・ご使用する際には許容荷重や仕様などをしっかりと事前に確認するようにしましょう。
足場用キャスターは移動の手間を軽減し、安全性を確保しながら高所での作業を円滑に進めるために必要不可欠な機材です。

足場用キャスターサイズ(ASNOVA取り扱い品)

当社でレンタルとして扱っている足場用キャスターはジャッキ付きタイプ(SCJ自在ストッパー)で車輪径が150(SCJ-150)200(SCJ-200)2種類です。
車輪一つの許容荷重は150型が2000N(204kgf)200型が2500N(255kgf)となっております。
ローリングタワー1基につき4か所使用しますが、ローリングタワーの積載荷重は、厚生労働省の「移動式足場の安全基準に関する技術上の指針」に基づいて、作業床の面積に応じて計算することになっており、作業床の面積が2㎡以下の場合:Wkg≦50100A、作業床の面積が2㎡以上の場合:Wkg≦250となっておりますので、十分対応できる設計となっております。
購入をご希望の場合は、その他サイズも取り扱っておりますので、ASNOVA市場のサイトや資料をご確認の上、ご相談ください。

足場用キャスター ジャッキ付き 150型 200型

足場用キャスター(新品商品)はこちら ―ASNOVA市場-
足場用キャスター参考資料 [製造メーカーより引用]

ローリングタワーについて

ここで少し移動式足場のローリングタワーについても確認してみましょう。
ローリングタワーは、その名の通り移動可能な足場で、下部に足場用キャスターを設置することで簡単に作業する場所を移動したり、固定したりできるのが特徴です。
特に資材運搬や広範囲の作業を要する工事現場に多く使用されており、外壁の塗装や公共施設内の天井についている照明器具の付け替えや空調機、天井配管などの設備工事から、昨今では学校の行事や文化祭、美術品の制作現場などでも幅広く活用されています。
軽量でありながら優れた耐荷重性を持ち、作業時には耐荷重に合わせて数人の作業者が同時に使用できるため、効率的な作業が実現できます。

ローリングタワーは、ローリングタワーセットとして各セットの部材を組み立てるだけの枠用タイプや、当社のメイン機材であるくさび緊結式足場のように一つ一つの足場機材を組み方や機材のサイズを変更することで必要に応じて高さや広さなどを調整できるタイプがあります。
当社の取り扱いは後者のくさび緊結式足場タイプとなり、足場用キャスター(ジャッキ付き車輪150型/200型)の単品のみのレンタル、もしくはくさび緊結式足場を組み合わせてお客様が必要なサイズや段数分の機材をご用意することもできます。

安全性への取り組み

足場用キャスターを含むローリングタワーの設計において最も重要なのは、安全性の確保です。
キャスターにはブレーキ機能が搭載されており、作業者が意図しない移動を防ぎ、落下や作業現場での事故を防止します。
技術革新により、キャスターの回転性と耐久性が向上し、あらゆる地形での安全な操作が可能になってきましたが、適切な使い方を守るためには事前に安全点検と作業時の注意点などを確認してから使用することが必要です。
作業者が安心して作業に集中できる環境を整えるため、これらの安全対策をすすめることは非常に重要です。

ローリングタワー使用時の注意

  • ローリングタワーに人を乗せた状態で移動をしない。
  • 地面が傾いた場所では使用をしない。
  • 足場を設置時や上に人を乗せた状態での作業時は必ず足場用キャスターのストッパーをかけておく。
  • 高さの規制により控枠(アウトリガー)が必要な場合は専用のアウトリガー、もしくは基準をみたす控枠を単管や手摺、固定ジャッキなどで作って設置し、使用時はしっかりと固定する。
  • 許容積載荷重を超えた荷重物を乗せない。
  • 作業時はハーネスなど墜落防止用器具を使用する。
  • ローリングタワーを組み立てる場合は有資格者が作業を行う。

足場用キャスターのメンテナンスと保守

足場用キャスターは、日々のメンテナンスと定期的な保守が欠かせません。
キャスター部分は樹脂製であり、特に摩耗しやすいため、定期的な点検と必要に応じた部品交換が必要です。
油の注入や汚れの除去により、キャスターの滑らかな動きを維持することができます。
また、使用開始前には必ず樹脂部分にひび割れがないか、ねじの動きはどうか、ねじが曲がっていないかなどをチェックしてから組み立てるようにしてください。
これにより、事故のリスクを最小限に抑え、作業の中断を防ぐことができます。

まとめ

  • 移動式足場などで使用される足場用キャスターには、用途に合わせて色々な種類がある。
  • 当社レンタルであればジャッキ付きタイプで150型と200型の取り扱いがあり、新品であれば多様なタイプで希望するキャスターを購入することができる。
  • ローリングタワーなどに使用する際は事前の点検をして樹脂部分にひびなどがないことやねじ部に問題がないことを確認しておく。
  • 足場を移動時は足場に人を乗せた状態では使用せず、足場設置時や作業使用時は必ずストッパーをかけて足場が動かない様にする。
  • 必要に応じて控枠(アウトリガー)を設置し、移動時以外は足場用キャスターと同じく固定して使用する。

今回は当社でも取り扱いのある足場用キャスターについてご紹介いたしました。
気になる足場や機材、足場関連商品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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ASNOVA編集部

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