足場業者の選び方!4つのポイントとチェックリストをご紹介
足場業者を選ぶ方!4つのポイントとチェックリストをご紹介します。
住宅の修理や改修など仮設足場が必要になった際に、多くの方はリフォーム会社や工務店に全てお任せすると思いますが、中にはコスト抑えるために個別に足場業者に依頼される方もいるようです。そんな時に役立つ足場業者の選び方のポイントやチェックリストをご紹介します。
良い足場業者を選ぶためのポイント
足場の得意分野・種類
足場には単管足場・枠組足場・くさび緊結式足場などいくつかの種類があり、建築の規模や形状によって組み立てに適した工法があります。足場業者も普段対応している現場の規模や形状で得意・不得意があります。経験の数や必要な足場資材を持っているかなど状況は様々です。足場を組み立てもらう建物がビルなのか戸建住宅なのか、普段からその規模を対応していそうな足場業者にあたりをつけておきましょう。依頼する現場と同様の足場を得意とする業者を選びましょう。
足場の施工実績
足場の施工実績を確認することで、どのような種類の現場をどのくらいこなしてきたのか、今回の依頼に近い実績を積んでいるのかなど、実績からは工事の傾向がわかり得意分野も確認することができます。大手建設会社などの現場を継続的に安定して対応しているのであれば、会社として信頼がおけるということにもなります。実績はホームページで確認したり、掲載されていない場合はお問い合わせ、見積もり時にしっかり確認しておきましょう。
安全対策
足場作業に最も大切なことは、なんと言っても安全対策です。足場の組み立ては、重い資材に高所作業など常に危険と隣り合わせです。そのため、作業をする職人の安全を守ることはもちろんのこと、近隣の住人や通行人など周囲への安全も気をつけなくてはなりません。
どれだけ足場業者として高い技術を持ち合わせていたとしても、安全確保のための対策や管理が徹底できていないような足場業者は選ぶべきとは言えません。しかし、安全対策が万全かを確認することは、経験がないと難しいため、過去の実績を見せてもらい、工事規模などを確認し、自分が依頼しようとしている規模の工事、依頼するであろう足場の種類の実績をしっかり確認しましょう。特に元請けが大手建設会社の現場実績が多ければ、厳しい安全基準が設けられている可能性が高いです。
対応力
挨拶や連絡のレスポンスはもちろんのこと、こちらからの質問や要望への対応力をしっかり見定めましょう。
コミュニケーション力
職人、施工管理者、元請け、お客様、近隣の住人など建設現場では多くの人が行き交います。そこで作業を滞りなく、そしてスムーズに行う上でコミュニケーション力は重要になってきます。例えば、作業時には騒音や振動など近隣の方への迷惑がかかってしまう中、挨拶や気配りをしてくれるだけでも業者によって差が生まれることでしょう。
こまめな報告・連絡・相談
依頼主は作業の進行具合に関して現場の状態を常に把握していたいものです。スケジュールが予定通り順調に進行している場合でもその旨を細かく報告してくれることで安心できます。また、些細なことでもトラブルに繋がりそうな内容があった際は、大きな問題になる前に事前に連絡・相談を共有していただいたり、何もない時も定期的に報告や連絡をいただくと安心できます。作業の進捗や現場の様子など、細かいことも含めてこまめに伝えてくれるのは、足場業者の誠実さを表しているでしょう。
良い足場業者を選ぶためのチェックリスト
では、ここからは良い足場業者を選ぶために必要なこと、確認した方が良いことなどご紹介していきます。
- 損害保険に加入しているか
- 自分が依頼する対象建築物・規模と同様の実績があるか
- 大手企業案件の実績があるか
- 見積もりにあたり、事前に打ち合わせ・現場調査をしてくれるか
- 複数社で相見積もりを取り、他の業者の料金と大きな乖離がないか
- 見積りが金額に見合っているか、他社との違いなどを含め説明をもらえるか
- 自社で職人を抱えているか、自社の職人を使用してもらえるか
- 足場組み立てにあたり、どのような危険があるかなど安全対策に関して説明してもらえるか
- 施工品質と安全に関する基準を設けているか
- 近隣への配慮、清掃をきちんとしているか
- 現場周囲への対策はなされているか
- 施工に関してのスケジュール説明があるか
- 見積もり前に打ち合わせ・現場調査を行なってくれるか
- 足場資材は自社で保有しているか
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