組み立て簡単!くさび緊結式足場について
足場のTIPS
組み立て簡単!くさび緊結式足場について
ASNOVAがレンタルしている足場は【くさび緊結式足場】と言って、とても軽くて丈夫な材料です。
ハンマーひとつで簡単に組み立てることができ、無駄がない効率的な施工が可能です。
今回は、主要な足場の種類と特徴を比べながら、くさび緊結式足場の魅力をお伝えします。
目次
足場材の種類とそれぞれの特徴
足場材とひとことに言っても色々な種類がありますよね。
建設現場で使用する足場には主に大きく分けて3種類の足場があります。
- 枠足場
- 単管足場
- くさび緊結式足場
では、それぞれの足場の特徴を見ていきましょう!
枠足場の特徴とは
建枠と呼ばれる基本部材をボルトや番線を使って組み立てていきます。 枠足場は、資材の種類が多くそろっているため、資材を組み合わせて細かいところまで対応でき、現場の条件にあわせた足場を作ることができます。しかし、特殊な部材や種類が多いことで、組み立てるための知識や経験が必要になります。 枠足場の一番の特徴は足場強度が高いところです。安全性が高いので地上45mまでのビルやマンション等で使用されています。 組み立て方は建枠を事前にいくつか組み立てからクレーンで積み上げていきます。 そのために広いスペースが必要なので、狭い現場での作業には向かないことが多いです。
単管足場の特徴とは
単管と呼ばれる直径48.6㎜のパイプとつなぎ止め金具のクランプを組み合わせて作る足場です。 単管とクランプは置いておく場所も取らず、狭いスペースの現場や低層の外壁でも利用可能です。一戸建てや細い路地に面した土地でも足場を組むことができます。 強度や安全面については他の足場より劣り、高所のビル等での工事には使用できないケースもあります。 単管足場は部材の付属品が少なく、自由に組むことができますが、クランプの位置決めや組み立てに時間がかかります。
くさび緊結式足場の特徴とは
ここからはいよいよ、ASNOVAがレンタルしているくさび緊結式足場です。
くさび緊結式足場の特徴は大きく分けて2点あります。くわしく見ていきましょう!
1.とにかく軽くて簡単に組み立てができる
くさび緊結式足場は柱・踏板・手摺・先行手摺等の部材をハンマーひとつで簡単に組み立てることのできる足場です。
各部材がシンプルなつくりで軽量なので組み立てが簡単で、最低2名の作業員で行うことができます。
限られた人手の中で効率よく組むことができる材料なので、コストパフォーマンスがとても良いということですね。
単管足場のように水平にクランプを組んでいくような位置決めや、ポルトで締める等の細かい部品を扱う難しい工程もありませんので、スムーズに作業を進めることができます。
2.コンパクトに積めて運送費がお得! 積み下ろしもラクラク
部材のつくりがシンプルなことで、まとめて材料を運ぶ時もコンパクトに結束ができて保管に場所を取りません。
現場によっては敷地の狭いところに保管しなくてはいけない状況もありますので、コンパクトに積み下ろしでき、場所を取らずに置けることが大切になってきます。
また、現場への輸送効率も良く、運送にかかる費用だけでなく業務の効率化・労働時間の短縮も実現できます。
重量的にも軽い形状になっていますので、従来品よりも多く積載することができ輸送費のコストを大幅にカットすることができます。
積み下ろしの負担が少なく、運送のトラックの台数の削減・部材のトラックへの積み下ろし・搬入搬出等の作業工程をスムーズに進めることが可能です。
くさび緊結式足場 主要部材の紹介
くさび緊結式足場は次のような部材で構成されています。
現場に合わせて必要な部材を選択し、足場を組んでいきます。
支柱 一定の間隔にコマと呼ばれる緊結部がついている
手摺 コマに緊結するくさびが両脇についている
ブラケット コマに緊結して使用し強度を高める
踏板 鋼鉄で作られた板で両サイドにフックがついている
パイプジャッキ 足場の下部に取り付け、高和を調節し足場全体を安定させる
アンダーベース パイプジャッキとセットに使用し足場の沈下を防ぐ
くさび緊結式足場のまとめ
くさび緊結式足場の魅力についてご紹介しました。
ポイントを簡単にまとめてみます!
- ハンマーひとつで簡単に組み立て
- シンプルなつくりで難しい施工工程は不要
- 軽くてコンパクトなので運送もラクラク
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