カセツでつくる、軽やかなくらし展
ASNOVAの取組
カセツでつくる、軽やかなくらし展
私たちのくらしに潜む”厄介な問題”を軽くするためにプロダクトの試作品を展示し、皆様と共にアイデアをブラッシュアップする展示会を開催いたします。
Date 2021.9.11(Sat)~2021.9.20(Mon)
Time 9:00~20:00
Place FabCafe Nagoya
Fee 無料
目次
展示会について
2021年9月11日(土)~9月20日(月)に愛知県名古屋市のFabCafe名古屋にてASNOVA主催のプロダクト試作品展示会を開催します。3組のクリエイターと一緒に作ったプロダクト試作品を会期中に見ていただいた皆様の意見をもとに、アップデートすることを目的としたオープンな展覧会です。
また、質問に答えてコーヒーチケットもゲットできますので、皆様のご意見と共に良い作品を作り上げていきたいと思っております。ぜひお待ちしております。
【カセツ】から生まれたプロダクト
私たちのくらしに潜む”厄介な問題”を軽くできるとしたら、どんなプロダクトなのでしょうか。
社会にはたくさんの課題がありますが、まずは身の回りから解決していきたいものです。それぞれ個人が抱える困りごとをスタート地点に課題を突き詰めていきました。
ここで大事にしているコンセプトが「仮設性」です。これはASNOVAが取り扱う”足場”の特性でもあります。つくっては消せる、軽やかに組み替えることができる、使う人によって用途が多様に変化できる「仮設性」をコンセプトにプロダクトの試作品を作りました。
くらしを”軽やか”にするプロダクト
Provisional Furniture System
─カセツ家具のある暮らし─
・カセツラウンジチェア
・カセツベンチ( HUMOFIT collabolation ver. )
・カセツウォール
工事現場の足場のように構造フレームを仮設的に組み上げ、空気で膨らませた背と座のクッションを合わせることで、仮設性と快適性を兼ね合わせた座り心地が豊かなラウンジチェアをデザインしました。組立てや分解も容易にでき、クッションの空気を抜けばすぐにフラットパックになります。アウトドア家具のようなコンパクトな可搬性を持ちつつ、柔らかい素材をつかい快適性やホーム空間との親和性を高めました。
カセツウォールは、家の壁につけることで、様々なマグネット付きアイテム(収納ポケット・フック・ライト等)を自由にレイアウトできます。壁面を仮設的にアップデートし、生活をより便利により楽しく彩ります。
近い将来Provisional Furniture Systemが更に展開すると、様々な生活様式や事業形態を生み出すことができます。
横関亮太/Ryota Yokozeki 1985年岐阜県生まれ。金沢美術工芸大学製品デザイン学科卒。2008年から2017年までソニー(株)クリエイティブセンター勤務。2017年RYOTA YOKOZEKI STUDIOを設立。ライフスタイルの広がりに合わせた体験価値を高めるデザインを大切にし、家具、家電製品、生活用品など国内外の様々なプロジェクトにおいてプロダクトデザインやクリエイティブディレクションを行っている。2016年「AIZOMEchair」がVitra Design Museumに永久所蔵された。iF Design賞、Good Design賞など受賞多数。
STAND
生活様式が急激に変化し、おうちでの過ごし方が見直されている今、もっとおうちでこんなことがしたい、こんな場所があったら…という要望もどんどん膨らんでいます。「STAND」はそんな要望に応える、仮設性をもった家具です。
木製のフレームにロープを編み込んだユニットを組み合わせ、使う人それぞれが欲しいと思う機能をユニットをつなぐようにロープをかけて作ることでカスタマイズすることができいます。例えば一人で集中できるデスクスペースや、リラックスしながら座れるハンモックチェアなど、まるで飛び出す絵本のように新しい風景が日常の中に展開します。使わないときはパタンと閉じてしまうこともできます。
また、より複雑な造形でも直感的かつ容易につくることを支援するツールとして、AR(拡張現実)を使ったDIYを提案します。作り手がARを見ながら実際にロープをかけてつくることで、つくる過程時代を楽しむことにもつながります。
etoa studio etoa studioは住友恵理と河合晃により設立され、東京と大阪を拠点に活動する建築デザインユニットです。「AR技術を取り込んだ新しいデザイン手法」と手を動かし、感じながらつくること」の両面のアプローチから見える、ロジカルな思考だけでは到達できない新しいデザインを志向します。
MIZO
生活の中でとっさに何かを置きたくなる場面というのは数多くあります。そんな時、あなたならどこにモノを置きますか?机の上。引き出しの中、戸棚、など様々あることでしょう。しかし簡単に置けてかつすぐに取り出せる、そして安定してモノが置ける場所というのは意外と少ないものです。転がったり、滑り落ちたり、はたまたどこにしまったか分からなくなったりしてしまうものです。
そこで、モノを置く、そしてすぐに取り出すという仮設性に注目し、色々なモノが置ける「溝」を生み出したいと考えました。このプロダクトは空間の中に何かを置ける溝を設置し、あなたが置きたいものを置ける場所を作り出すお手伝いをします。何を置くか、どこに置くかも自由。好きなサイズ、組み合わせで空間に溝を設置できます。
Richard Falcemaリチャード・ファルセマ デザイナー|映像ディレクター|3Dアーティストインターネット上のコンテンツを主軸に、デザイン、映像、3Dなどを駆使し、様々な表現を追求している。映画、アニメ等のビジュアルエフェクトも手がけ、様々なストーリーを反映したコンテンツ、プロダクト、メカなどの制作も行っている。デザインの実直さを芯に持ちつつ、ちょっとくすっと笑えるような世界観の融合を目指した作品を日々模索している。
質問に答えてコーヒーチケットゲット!
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展示会の会場である「FabCafe 名古屋」では、皆様の貴重な意見をアンケート形式で募ります。
会場に用意してあるQRコードを読み取っていただき、3つの質問に答えていただくと、コーヒーチケットと引き換えできます。ぜひ皆様と共に作品をブラッシュアップしていくためにご意見をお聞かせください!たくさんのご意見お待ちしております。